よくあると言っては失礼ですが、
今どきの若者への教育方法に関するセミナーを受講してきました。
帰り道、年齢的には、まさに今どきの若者である、知り合いの方と一緒に帰ったので、
セミナーの感想、最近の悩みを色々聞けました。
そこで思ったこと。
今どきの若者は○○だよという一般的な傾向を知っても、あまり意味はないし
むしろ、先入観が生まれてしまい、知らないほうが良い気がする。
1括りで片付けられることに対して、嫌な気分がするのは私なんかも同じ。
目の前の若者個々人の表情、生い立ち、言動、気分、現状の能力等をよく把握し、
何かモデルみたいなものに当てはめて、その若い方をとらえるのではなく、
1人の人間として、どのように接するかを真剣に考えてあげることが大事という気がしました。
社員同士の距離が近く、トップの目も届きやすい、中小企業の強みが生きる部分だと思います。
なお、帰り道が一緒だったその方、私からみても少しおとなし過ぎる気がしたので、
「もうちょい元気よくいかなきゃ」というような余計な声を掛けてしまいました。
でも、本人も自覚がある様子。その方の職場も少し静かすぎるんです。
「まずは、会社に戻ったら、「ただ今戻りました!」って自分が率先して声を出していかなきゃ!」と
ど適当なアドバイス。
その時は「わかりました」とうなずかれてましたが、結局、声には出せなかったみたいです。
ここで思ったのは、ちょっと気恥ずかしいということについては、
「(困難だけど)やる」「(殻をやぶれず)やらない」の選択肢があって、
おとなしい方は通常「やらない」を選ぶということ。
選択するのは本人なので、どれだけ「やる」が素晴らしいよ!と伝えても
乗っかってやる「やる」ではあまり意味が無い。
自主的に「やる」になるには、まさに変えていくのは自分だ!という自覚が必要なのかな。
となれば、むしろ今どきの若者が組織を変えていくということになるので、面白い。
取り留めのない文章ですが自分用備忘メモも兼ねて。
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